top of page
JP
/
STATEMENT
絵の具を描く。
ナイフを握り、
クリームを塗る行為のようにたっぷりと絵の具をのせる。
もったりとした絵の具の重さを感じ、
キャンバスの弾力に手が喜び、
枠を超え、はみ出し、
新たな縁へとなるように酸化し、
決められたキワを無くしていく。
建築物やコンクリートのパッチワークのように、
まるでそれだけで自立をしているように建つ。
かたち や いろ から想起され、
何かに見えるかもしれない。
ただそこには絵の具という物質が存在している。
タイトルは、わたしのみた いろ と かたち の並びのなまえ。
好きなように受け取って、好きなように呼んで。
歌詞のついていない曲を聞いているような、
いろ と かたち と 触感 であそぶ感覚。
bottom of page